2013年4月14日付 鳥取民報
「日本航空不当解雇撤回裁判闘争勝利」鳥取集会が3月26日、鳥取市で開かれ、40人が参加しました。国労鳥取支部、高教組東部支部、地域ユニオン鳥取、「憲法を生かす会・とっとり」4団体の実行委員会が主催しました。
実行委員長の横川健二国労支部委員長は、日本航空の希望退職募集1500人に対して1733人が応じ、整理解雇の必要のなかったパイロット、客室乗務員合わせて165人を2010年大みそかに不当解雇したことを報告。アメリカ言いなりでジャンボ機を購入し、地方空港を乱造して就航させ、採算を無視したホテル・リゾート事業を強行し、先物取り引きで大赤字を出した、国策による乱脈経営のつけを労働者に押し付けるのは許せないと糾弾しました。
乗員原告団事務局次長の斎藤晃さん(58)=当時パイロット=と客室乗務員原告団事務局次長の西岡ひとみさん(58)=当時客室乗務員=が支援を訴え。斎藤さんは、安倍首相の解雇自由化表明を批判し、JALに不当解雇を撤回させ、解雇自由な社会にはさせないと決意を語りました。
原告団は4日まで、中国地方各地で街頭宣伝や集会を開き、支援を訴えました。