米子市長選が14日告示(21日投票)され、元日本共産党米子市議の佐々木やす子氏(75)=日本共産党公認=が立候補しました。同日告示された市議補選(2欠、立候補4人)には、日本共産党の福住よし子氏(38)=新=が立候補しました。
党西部地区委員会で出発式が開かれました。
岩永なおゆき党県書記長は、日本共産党が米子市で、住民らとともに中学校給食、公会堂の存続を実現したことを紹介。「アベノミクスは大企業と株主だけもうけさせ、庶民を物価高で苦しめるもの。消費税を増税すれば日本経済の底が抜けて暮らしも財政もだめになる。生活保護改悪は、就学援助や非課税世帯に負担をもたらす。TPP(環太平洋連携協定)は、日本の農業、医療、地域経済を破壊する。断固反対です」と訴え、国の悪政から暮らしを守る防波堤となる、日本共産党の市長、市議を誕生させようと呼びかけました。
佐々木候補は、国保・介護保険料の引き上げなど8年間で10億円の市民負担を増やして来た国いいなりの野坂市政の転換、国保料1世帯1万円の引き下げ、住宅リフォーム助成制度の創設、太陽光発電補助を10万円に引き上げ、7000万円を超える同和事業の終結、原発ゼロ、消費税増税反対、TPP参加阻止―などを訴えました。
市長選には、ほかに現職の野坂康夫氏(67)=2期=が立候補しています。
福住候補は、保育(学童保育)は民営化ではなく市が責任をもつ、家賃補助など子育世帯への支援、原発ゼロ、青年の雇用確保、安心して医療・介護が受けられる米子市をめざすと訴えました。