【6月9日付】鳥取市でナースウエーブ 医師・看護師を増やして

鳥取県医療労働組合連合会(医労連)は5月13日、「2013鳥取県ナースウエーブ」に取り組み、白衣姿の看護師ら約30人が鳥取市内をデモ行進して「医師・看護師を増やして」と訴えました。
 医師・看護師の増員を求める署名への協力も呼びかけました。日本の100床当たりの医師数は、アメリカの20%、フランスの32%、看護師数は、アメリカの20%、フランスの60%です。
 看護師は、1カ月の夜勤が3交替では8日以上、「日勤―深夜勤」「準夜勤―日勤」など睡眠が十分とれない勤務体制があり、2交替では16時間以上の長時間夜勤で慢性疲労に悩まされています。
 県医労連の湖山隆司書記長は「看護師不足で看護師は引く手数多ですが、労働条件が悪いため人が集まりません。診療報酬を引き上げて病院がもっと看護師を雇えるようにして待遇を改善しなければ、看護師不足は解消できません」と話していました。