県環境管理事業センターが、米子市淀江町小波に産業廃棄物最終処分場の建設を計画している問題で、地元の上泉・下泉自治会は2日、「大山に産廃反対」の立て看板を設置しました。
産廃処分場は、同センターの委託を受けて廃棄物処理会社「環境プラント」が建設・運営をします。「環境プラント」は、産廃処分場建設予定地に隣接して一般廃棄物最終処分場を運営しています。
同センターが事業主体となることに「環境プラント」が同意しなかったため国の補助(同センターが事業主体なら受けられる)を受けられず、県が総事業費70億円の半分を肩代わりする予定です。
地元6自治会のうち上泉と下泉の2自治会は一昨年10月、全戸署名を添えて県に建設計画の白紙撤回を求める要望書を提出しました。
淀江産業廃棄物最終処分場対策委員会の岩本邦裕・上泉委員長、盛村誠・下泉委員長らは、「地元4自治会は建設を認めたと報道されていますが、詳細が住民に知らされていません。事実を知れば住民の多くが反対するでしょう」と話しました。
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