えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)は17日、MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)輸送に対する抗議文を関西電力に送りました。
賛同団体は、さよなら島根原発ネットワーク、県教組、高教組、県反原発連絡会、ウラン残土市民会議など7団体。
同会は、福島原発事故は収束せず、放射性汚染物質を放出しつづけていると、原子力を制御できない現状を指摘。フランスからMOX燃料を福井県の高浜原発まで輸送する輸送船が事故にあえば、輸送ルート沿線諸国(南アフリカ、フィージー、ニュージーランドなど)の環境と住民に壊滅的な結果をもたらしかねないと抗議し、7項目の質問状を付しました。
質問は①関係国の了解の有無。環境アセスメント②鳥取県沖の通過経路と日程③事故の被害想定と緊急対策④事故の通知体制⑤県内港湾への緊急避難の可能性と通知⑥想定される事故の賠償額・範囲⑦利用のめどのないMOX燃料の輸送と核セキュリティーの問題―についてです。