国民平和大行進日本海コース(富山~広島)が鳥取県入りし、7月10日、岩美町のJR岩美駅前を出発しました。20日まで県内各地を行進し、島根県に引き継ぎました。
岩美駅前での出発式には、15人が参加しました。
日本海コース通し行進者の竹田昭彦さん(73)=横浜市=は、平和大行進全コースを歩き、日本海コースは10年ぶり2回目です。
竹田さんは「父は中国で戦死しました。憲法9条は、戦死した人たちの遺言です。戦争も核兵器もない平和な世界を願って平和行進に参加してきました」とあいさつしました。
岩美町役場では、榎本武利町長が「原発も新基準のもとで再稼働が申請されていますが、原発に頼らない社会をめざしてほしいと考えています。私たちも連帯してアピールしたい」と激励あいさつしました。
行進団はこの日、鳥取市役所を訪問し、JR鳥取駅まで行進しました。
鳥取駅では、日本共産党の山下芳生書記局長代行(参院議員)、岩永尚之県書記長の歓迎を受けました。
前日の9日は、JR東浜駅で兵庫県から引き継ぎ、前夜祭を開きました。