境港市の寺院などで6日、原爆投下時の打鐘が取り組まれました。
境港市原水協(明石孝男会長)と新婦人県本部・原水爆禁止世界大会派遣団(安田共子代表)の要請に応えたものです。
明石氏と安田氏は5日、市内の10寺院を訪ねて①広島と長崎の原爆投下時に、被爆者の慰霊と核兵器廃絶の願いを込めて打鐘する②「核兵器全面禁止のアピール」署名を広げ、原爆写真展や被爆者の声を聞く集いなどの開催への協力―を要請しました。
各寺院は「承知しました」と積極的に応じ、中には「長崎の姉が被爆者なので毎年原爆投下時に打鐘しています」とのべるところもありました。
同原水協では、2015年のNPT(核不拡散条約)検討会議に向けて、1989年に同市での「核兵器廃絶のアピール」署名が住民過半数に達した経験を活かし、「核兵器全面禁止のアピール」署名の住民過半数を住民の力でやりとげようと呼びかけています。