【10月6日付】県革新懇がSNS講演会  SNSで結びつき政治革新を

 鳥取県革新懇は9月16日、北栄町でSNS講演会を開き、日本共産党宣伝局の田村一志次長が「ネット選挙を通じて見えてきたこと」と題して講演しました。
 田村氏は、①新しい政治をめざす模索と探求にネットがマッチし日本共産党が躍進②反共のカベが崩壊した③政党の地金が試された④SNSの草の根の力、ゆるキャラ「カクサン部」、ネット生放送の威力―の4点について報告しました。
 田村氏は、3・11以降の原発事故をめぐる報道で、政府やマスコミの情報隠しに対し、有権者がネットで情報を集め共有し行動を起こし、原発ゼロ・再稼働反対などの運動が広がった点を指摘。「東京のキラキラ☆サポーターズ」など、若い世代や子育て世代が、自分の応援する候補者や政党への支持をネットで広げる活動を通じて主権者として成長した姿を紹介しました。
 さらに、ネット選挙でネットウヨクの反共攻撃、誹謗・中傷が有権者の支持を得られなかったことや、日本共産党以外の政党が「政策を語れない」「有権者とやりとりができない」など、政党として致命的な〝地金〟を露呈して沈んだことを報告。革新懇のSNS活用が、政治革新への参加を広げる可能性を指摘しました。