日本共産党県委員会と県議団は10月16日、オスプレイの飛行と情報非開示について県に申し入れ、岩永尚之書記長と市谷知子県議が県庁に出向きました。
応対した県未来づくり推進局の西尾浩一企画課長は、15日夜に中四国防衛局にオスプレイの移動ルート等に係り、緊急要請をしたことを明らかにしました。
緊急要請は、「速やかな情報提供を求めたにもかかわらず、情報提供がなされていないことは極めて遺憾だ」として、岩国基地から滋賀県の陸上自衛隊饗庭野演習場までの移動ルートの周辺自治体、住民への説明責任、オスプレイの安全性についての説明責任を果たすよう強く求めています。
岩永氏は、墜落事故が多発するオスプレイの飛行訓練と情報非開示に対し、政府・防衛省、米国政府に強く抗議し、事故が起こらないよう申し入れてほしいと県に要請しました。
中四国防衛局は問い合わせに対し、「午前8時45分に岩国基地を飛び立ち、10時25分に饗庭野演習場に着陸したことを現地に配置した職員から確認し9県に知らせた。ルートについては、防衛省から知らされていない」と回答しました。