学識経験者やマスコミOBら33人を呼びかけ人とした「特定秘密保護法の制定に反対する鳥取県の会」は12月21日、第1回呼びかけ人会議を北栄町で開き、「特定秘密保護法に反対する鳥取県の会」に改組、同法の廃止まで息の長い運動を続けることを確認しました。秘密保護法の廃止をめざす会の発足は県内で初めてです。
高多彬臣共同代表(前鳥取県図書館協会会長)は「秘密保護法は成立したが、多くの県民を結集して反対世論を強め、国会で反対する議員が多数を占める状況をつくろう」とあいさつしました。
共同代表の安田寿朗弁護士は「秘密保護法は立憲主義の否定であり、民主主義に対する挑戦です。国民の8割がだめだと思っている法律であり、そういう人たちを結集する運動にすることが大事です」と話しました。
秘密保護法に反対する同会アピールへの賛同者を増やす取り組み、講演会や学習会、政府・与党側も招いての公開討論会、対話・小集会などを広げようと話し合いました。