鳥取県議有志9人は3日、秘密保護法案に反対してJR鳥取駅北口と鳥取県庁前で宣伝行動をしました。
日本共産党の市谷知子、錦織陽子、民主党系会派「絆」の福間裕隆、伊藤保、興治英夫、森雅幹、浜田妙子、坂野経三郎、無所属の長谷川稔の各県議が参加して訴えました。
錦織氏は、日弁連やノーベル賞受賞者など各界から反対の声が上がり、2日には、ビレイ国連人権高等弁務官が「秘密の定義が不明確で政府にとって都合の悪い情報も秘密に指定できる」「日本国憲法の保障する情報へのアクセスと表現の自由を担保しないまま、成立を急いではならない」と懸念を表明したことを紹介しました。
市谷氏は「オスプレイの飛行ルートも特定秘密。インターネットの検索や地方議会の議論も制約される」とのべました。
長谷川氏は、石破茂自民党幹事長がデモをテロ呼ばわりしたことを糾弾。これでは「不特定秘密保護法」だと批判しました。
興治氏は「知る権利は民主主義の根幹です。再び戦争への道を許してはならない」と訴えました。
森氏は「政府はなぜ成立を急ぐのか。世論を恐れているからだ」として、反対を広げようと呼びかけました。