境港市で1月25日、日本共産党演説会が開かれ、124人が参加しました。定岡敏行(70)=現=、安田とも子(42)=新=の両市議候補が市議選(2月2日告示、9日投票、定数16)への決意を表明しました。
党国際委員会副責任者の森原公敏氏が講演し、日本海を平和の海にと呼びかけました。
森原氏は、沖縄名護市長選の歴史的勝利について、500億円の振興基金など札束攻勢、尖閣諸島を米軍が防衛、稲嶺イコール共産党の3つの攻撃をひっくり返したと指摘。市議会議長が稲嶺氏の選対本部長になり、リゾートホテル「かりゆし」会長も支援するなど、「保守だから基地賛成」ではない状況が広がっていると報告しました。
東南アジア友好協力条約のような平和の枠組みを北東アジアにも築き、日本海を平和の海にして境港市の発展を考える共同を広げようと提起しました。
また、尖閣の防衛は米軍ではなく日本の独自課題だと石破茂自民党幹事長も認めており、元防衛官僚の柳沢協二氏の「日本の領域内で米軍が攻撃された場合も、個別的自衛権で十分対応(敵に反撃)できる」ので、集団的自衛権は問題とならないとの見解も紹介しました。
定岡、安田両候補は、市議選では島根原発の再稼働阻止、原発ゼロの選択が問われているとして、支持を訴えました。