日本共産党県委員会の岩永尚之書記長は1月21日、江府町の有志の会に招かれて懇談しました。共産党議席空白の江府町議会にぜひ議席をと要望が出されました。
主催したのは、「かわせみの会」で7人が参加しました。
岩永氏との懇談を呼びかけた男性(60)は、「懇意にしている江府町の支部長に頼んでセットしてもらった。若いころ石破茂のかけだしの時、50人ほど集めたが、それっきりでやめた。土建屋をしていて、上から言われるのがいやで自分たちで決めたくて『かわせみの会』をつくった」と話しました。
「かわせみの会」はこの間、民主党の国会議員や亀井静香議員を応援してきましたが、男性は、比例は共産党に入れたといいます。
懇談では、「すべての人に同額の年金を」「米軍が沖縄から撤退したら中国が進出するのでは」「靖国問題をどう考えるのか」「党名を変えたらどうか」などの意見や質問が出て、岩永氏を交えて議論しました。
高齢化率が4割を超え、少子化に悩む同町の未来が話題になり、岩永氏は兼業農家を志望する若者支援、木材のエネルギー活用、地産地消など地域循環型経済を提案しました。