国民大運動鳥取県東部実行委員会は1月30日、鳥取市に国保・医療・子育てなどについて申し入れ懇談しました。
8人が市役所に出向き、市側は坂本雄司福祉保健部長らが応対しました。
市側は、国保について「国に国庫補助増額を求めている。負担が重いので、できることなら下げたい」と回答、院外処方の薬代も無料低額診療の対象にすることについて「薬剤料も医療費の一部」と理解を示しました。
介護保険について「地域支援事業になっても利用者負担は上げない」と明言しました。
就学援助について「国庫負担の復活は求めている。適用件数も年々増えている。収入要件は変えずに、引き下げ前の生活保護基準を適用する。支給対象に生徒会費、PTA会費、クラブ活動費の追加は検討する」と答えました。
大運動側は、申請していない対象者への対応や追加分の試算を求めました。
市側は、学力テストについて「序列化や競争を煽るような公表はしない」と明言し、子どもの医療費完全無料化は「段階的に助成を拡大してきている。国や県に求めている」と回答、「教室へのエアコン設置は重要な課題」だとのべました。