鳥取市の「鳥取砂丘・砂の美術館」でロシアの歴史を描いた砂像展が開かれています。来年1月4日まで。
9世紀頃ロシアの基礎を築いたといわれるリューリク、18世紀にロシア帝国の初代皇帝となったピョートル大帝、ロマノフ王朝のエカテリーナ2世、チャイコフスキー、トルストイなどが物語とともに描かれ、クレムリン宮殿のワシリー大聖堂、エカテリーナ宮殿などを背景に躍動感や存在感のある精緻な砂像が来館者を迎えます。
ロシアの歴史や「大きなかぶ」などの民話、永久凍土に眠るマンモス、ソリを引くトナカイ、シベリア狼などロシアの大自然、音楽、文学などが、砂像を観賞しながら学べます。
福岡に帰省途中に、妻と5歳の息子と訪れた男性(40)は「入った瞬間に驚きました。一つひとつの砂像が大きく繊細で、こんなにいっぱいあるとは思いませんでした」と話していました。