日本共産党鳥取県委員会は5月16日、広島市の中四国防衛局に米軍機低空飛行訓練の中止を米軍に要請するよう申し入れました。
市谷知子県議、中尾理明若桜町議、久代安敏日南町議が参加し、石村智子中国ブロック国民運動委員長が同席。防衛局の上田宗洋防衛局基地対策室長、堀邦生防衛局企画課長が応対しました。
上田室長は「日米合同委員会の合意に基づいて、住民への影響を最小限にするための措置をはたらきかけている」と答えました。
鳥取県の低空飛行中止要請が苦情にカウントされていなかった問題について尋ねると、堀課長は「自治体からの情報が苦情と確認されれば、米軍に伝え、米軍が飛行したと認めれば苦情にカウントする。低空飛行の中止を求めることはできない」と回答しました。
騒音測定器設置について上田室長は「地元からの要望を踏まえて検討する。県からはまだだが、今回要望があったことは本省に伝える」と回答しました。
中尾町議は「町長が騒音測定器設置を求めると議会で答弁した」とのべ、久代町議は「突然山間から米軍機が出てきて、轟音を響かせる。音の暴力だ」として実態を科学的に示すための騒音測定器の設置を求めました。