【6月15日付】共産党など美保基地に申し入れ  専守防衛でがんばってほしい

 憲法改悪反対鳥取県西部地区共同センター、県西部地区原水協、境港市原水協、美保平和委員会、日本共産党県西部地区委員会の5団体は6日、航空自衛隊美保基地(野中盛司令)に対し、憲法9条を守り、海外で戦争せず専守防衛に徹することを政府に要請するよう申し入れました。
 境港市原水協の明石孝男会長、日本共産党の福住英行地区委員長、安田共子境港市議ら4人が参加。渡辺博・基地渉外室長・3等空佐が応対しました。
 明石氏らは、集団的自衛権行使容認反対、美保基地への大型輸送機C2、大型輸送ヘリCH47、オスプレイの配備反対、米軍「共同使用」基地の撤回などを申し入れました。
 福住氏は、「武力行使はしない」「戦闘地域には行かない」の歯止めが外れ、戦争に巻き込まれることになると指摘し、海外で戦争する軍隊に変質させることに反対の声を上げてほしいと要請。安田市議は「武力行使しないということで自衛隊は海外からの信頼を得てきた。誇りを持つべきだ」とのべました。
 渡辺室長は「日本国憲法を守る宣誓をしたが、政府の決定に従う」と答えました。