鳥取県で7月4日、JR鳥取駅北口に12人、JR倉吉駅南口に4人が集まり原発反対の金曜日行動をしました。米子市では、文化ホール前からに中国電力米子営業所までデモ行進しました。
鳥取ではニュースを配り、子どもの甲状腺がんについて話し合われた福島県民健康調査の検討委員会(6月10日)の様子を知らせました。
現在、福島県では事故当時18歳以下の子どもたち約36万人を対象に甲状腺の超音波診断がおこなわれています。
今年3月末までに約29万人が受診し、90人が、がん及びがんの疑いと診断され、51人が手術で摘出。50人が甲状腺がんと確定しています。
検討委員会で東京大学教授が「(摘出手術が多いのは)過剰診察ではないか」と質問。県立医大教授は「手術しているのは、臨床的に明らかに声がかすれる人、リンパ節移転などがほとんどで過剰診察ではない」と反論。
子ども100万人に1人の割合で発症する甲状腺がんが、3258人に1人と多い(男女比が通常の1対8程度であるのに男性が36%占め、チェルノブイリと同様に男性比が高い)のは問題だとして、予防医学の見地から的確で迅速な対応を求めています。
金曜日行動は、6月も取り組みました。