湯梨浜町議会は6月20日、「日本軍『慰安婦』問題への誠実な対応を求める意見書」を可決しました。
新日本婦人の会県本部(山内淳子会長)は同趣旨の陳情・請願を県内各自治体に提出。湯梨浜町は、同陳情を採択し、全会一致で意見書を上げました。
意見書は「日本軍『慰安婦』問題は女性の人権、人間の尊厳にかかわる問題」だと指摘し、2007年米下院議会の「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にした」として謝罪を求める決議、13年国連人権条約に基づく拷問禁止委員会の「公人による事実の否定、否定の繰り返しによって、再び被害者に心的外傷を与える意図」に反論することを求める勧告を紹介。
日本政府に「河野談話」を踏まえ、その内容を誠実に実行し、被害女性の名誉と尊厳を守るべく、真摯な対応をおこなうことを求めています。