【8月10日付】鳥取県に福島の子どもたち招く山陰海岸で夏の海満喫

福島の子どもたちが7月28日から8月2日の間、鳥取県東部に滞在し、山陰海岸を泳ぐなど鳥取の自然に触れる「とっとりサマーキャンプ2014」がおこなわれました。企画したのは、とっとり震災支援連絡協議会で、若桜町などが共催しました。
 福島原発事故による放射能汚染のなか、外で自由に遊べない子どもたちに、豊かな自然のなかで過ごしてもらう目的で昨年から実施しています。
 キャンプに参加したのは、福島県内の小学3年生から6年生までの20人。28日に智頭町に到着し、29日は智頭杉を使って木工体験しバーベキューや花火を楽しみ、30日は若桜町でイチゴ狩りやイチゴジャム作りをおこない、お座敷列車で昼食を食べました。
 31日は、岩美町東浜で海水浴とカヌーを楽しみ、1日は鳥取砂丘砂の美術館で砂像を見学しました。
 初めて鳥取に来た天栄村のT君(11)は、今年海で泳ぐのは初めてで「カヤックをこぐのがむずかしかったが楽しかった。イチゴジャムがおいしかった。また来たい」と話していました。