日本共産党鳥取県東・中部地区委員会と党鳥取市後援会は8月27日、11月にたたかわれる鳥取市議選勝利めざす決起集会を市内で開き、110人が参加しました。
角谷敏男、伊藤幾子の両市議、岩永安子党市福祉相談員、市谷知子県議が決意を表明。山上英明後援会長があいさつし、鳥取医療生協理事、業者、市民らが候補者を応援する立場で発言しました。
伊藤市議を応援する男性(70)は、市庁舎の新築移転か耐震改修かを問う住民投票で、市民は大差で耐震改修を選んだが、市長や新築移転派が多数を占める市議会が市民のいうことを聞かず、〝新築ありき〟ですすめているとして、「我々の立場に立って発言し、行動する共産党には、現有3議席を減らさずにがんばってほしい」とエールを送りました。
伊藤市議は「安倍政権が集団的自衛権を行使し、日本を戦争する国に変えようとしているとき、『国の問題を地方議会で論ずべきではない』という議会・議員では、市民の命と暮らしを守れない。国に対してビシッと言える議員こそ必要。市庁舎問題でも、議会のあり方が問われている。議会そのものを変えたい」とのべました。
角谷市議は「市庁舎新築移転賛成の議員でも、共産党の3議席は絶対必要だと認めている。筋委縮性側索硬化症の方が、毎日一生懸命生きて行政に働きかけておられ、私も励まされてがんばっている。みなさんとともに市政を変えたい」とのべました。
岩永氏は「厚労省の人たちは、要支援の人たちを介護保険からはずし、低い単価で、少ない職員で、ボランティアで受けてやれるようにすると言い、要支援の方たちから、生きがいになっているデイサービスを取り上げようとしている。命守る市政実現のためにがんばりたい」とのべました。
党中央選対の田熊和貴氏が情勢報告し、「戦争する国づくり許さんの一票は共産党に」の声を広げ、市議選を安倍政権の暴走政治ノーの市民の意思を示す場にしようと呼びかけました。