鳥取県では5日、JR鳥取駅北口に12人、米子市文化ホール前に7人が集まり、原発反対の金曜日行動をしました。米子市では中国電力米子営業所までデモ行進しました。
鳥取では、ニュースを配り、原子力規制委員会が「直下の重要施設内に悪影響を与える恐れがある」と評価した敦賀原発の活断層を否定する日本原電の横暴を告発しました。
5月に福島にボランティアに行き、浪江町で生活実態調査に加わった青年は、被災者が「仕事を失った」「子どもが心配」「体調を崩した」「仮設住宅の壁が薄く、夏暑く、冬寒い。プライバシーがない。カビがはえ、腐蝕している」など、避難生活の困難を訴えたことを紹介。
13万人が避難生活を余儀なくされ、故郷を追われ、除染も進まず帰れないのに「福島の原発事故は収束した」とする安倍政権に怒りを感じるとのべました。
福島第1原発から120㌔離れた栃木県の那須塩原市で高い放射線量を観測したことをあげ、島根原発から100㌔離れた鳥取市も、事故が起きれば例外ではないと指摘しました。