鳥取県議会で5日、日本共産党の市谷知子議員は、韓国貨客船DBS支援、秋葉原のまんがアンテナショップ、鳥取市の中核都市・保健所移管などについて一般質問しました。
市谷議員は、6億円以上の県費をつぎ込み、旅客も貨物も2割減で4億円の赤字を出しているDBSが、境港・韓国・ロシアルートと競合する舞鶴ルート(舞鶴・韓国・ロシア)開設をめざしていることについて「DBSから双方のルートが成り立つ収支計画はもらったか」と追及しました。
岡村整諮商工労働部長は、成り立つ計画はもらってないが、唯一の海外航路はインフラとして重要だとして「DBSと境港が不利にならないように協議して運航継続のために支援したい」と答えました。
市谷議員は、まんが王国への2億円の予算について、秋葉原の事務所は商品も展示もなく、補助をやめるべきだと追及しました。
末永洋之総務部長は、最初アンテナショップの開設をめざしたが、県内コンテンツ企業の販路開発のビジネスオフィスの立ち上げ支援に鞍替えしたとして、自立まで支援が必要だと答えました。
市谷議員は、鳥取市への保健所移管について鳥取市は職員削減で現行の保健所機能が保障できず、岩美、八頭、智頭、若桜の4町は県が責任もって担当すべきだと主張しました。