【3月1日付】鳥取市党支部100円バスで市に要望-高齢者の足確保を

 鳥取市の日本共産党富桑支部は2月17日、市に100円循環バス「くる梨」の路線追加について要望しました。市交通政策課長は、要望する路線を提案してもらい、早急に検討したいと答えました。


 党支部の田江恵美子さん(82)ら3人が市役所に出向き、角谷敏男市議、市谷知子県議が同席しました。市は藤井光洋都市整備部長らが応対しました。


 田江さんは、路線バスが通らなくなり、最寄りのバス停まで1㌔も歩かなければならない人もいるとして、100円バスを通すように要望しました。


 そのなかで、富桑校区の西品治、新茶屋、千代町地域は、高齢化がすすみ、田江さんのすむ地域は「子どもが2人しかいない」「孤独死が次々に起きている」「高齢者の足がなく外に出られない。買い物、医者通いが不便」「空き家が増えている」などの現状が出されました。


 別の女性は「娘に頼んで近所の高齢者の医者通い、買い物、ごみ出しなど仕事の合間にやってもらっている。最近100円バスのバス停ができた。私が友人(高齢者)を誘っていっしょにバスで出かけると喜ばれる」と話すなど、バスが高齢者に生きがいと交流の場を提供していることがわかりました。