鳥取県知事選(26日告示、4月12日投票)に「明るい民主県政をつくる会」から立候補を表明した岩永なおゆき氏(58)=新、日本共産党県書記長=は9日、記者会見し、決意を表明しました。
岩永氏は、安倍政権のすすめる生涯派遣・残業代ゼロの労働法制改悪は若者世代の結婚し家族を形成する条件を奪い、TPP(環太平洋連携協定)加盟は農業と地方経済を衰退させ、消費税増税は県民の暮らしと中小企業を直撃し、年金削減、医療・介護の住民負担増など社会保障改悪は生活基盤を後退させ、地方創生は周辺部切り捨てで地方を衰退させると強調。
平井伸治知事に対して国の悪政から県民生活を守る立場がないと批判。平井県政は、見通しのない韓国貨客船DBS、まんが王国、企業誘致など無駄づかいの一方で、障害者支援を打ち切り、国保などの県民負担は軽減しないと指摘し、自治体本来の役割である県民の暮らしと福祉を守る県政への転換をめざすと抱負を語りました。