毎週鳥取市で金曜日行動をしている「脱原発しょいやinとっとり」のメンバー4人は3月25日、中国電力鳥取支社を訪れ、島根原発2、3号機も稼働させずに廃炉にするよう申し入れました。
7日に自主上映したドキュメンタリー映画「日本と原発」の上映実行委員会代表の柳明子さん(63)が要請文を渡し、清水茂副支社長が応対しました。
柳さんは、同映画を「核物質を人間が扱うむずかしさ、13兆円以上の税金を支払っても先が見えない収束社業、飛躍する再生可能エネルギーの技術、巨大な利権を描いた映画」だと紹介。約120人が観賞したことを報告し、「苅田知英社長にも読んでほしい」と79人分の感想文を手渡しました。
清水副支社長は「文書は本社に渡すが、原発は重要な電源の一つ」だとして検討する素振りも見せませんでした。
同映画には「〝原発反対〟という言葉を今まで真剣に受け止めることをしなかったです。でも今日の映画で、原発は絶対反対だ!という気持ちになりました」(30代女性)「真実を知らなかったと思う。知れば原発は全く必要ない。今すぐ止めるべきと感じました」(30代女性)などの感想が寄せられています。