【4月19日付】人間を大切にする政治へ転換を-市谷、錦織の2氏が現有議席確保

 鳥取知事選と県議選(定数35、立候補51)が12日、投開票されました。


 知事選は、現職の平井伸治氏(53)が当選し、「明るい民主県政をつくる会」候補の岩永尚之氏(58)=新、日本共産党推薦=は及びませんでしたが、鳥取市で得票率14・76%を獲得するなど健闘しました。



 平井氏の得票(得票率)は23万4291票(88・84%)、岩永氏の得票(得票率)は2万9425票(11・16%)でした。岩永氏は、前回知事選から6207票の増でした。投票率は56・96%で過去最低となりました。


 県議選で日本共産党は、市谷知子(47)、錦織陽子(63)=現=の2氏が当選し現有議席を確保しました。
 

 鳥取市区では、定数12に対して21人が立候補し、市谷氏は5647票(得票率6・55%)を獲得。前回票から548票の減でしたが、順位を6位から3位に上げました。米子市区では、定数9に対して10人が立候補し、錦織氏は5330票(得票率8・62%)を獲得し、前回票から672票の増で9位当選しました。投票率はそれぞれ57・06%1と53・05%でした。


 14年衆院比例票は、鳥取市区で8108票(11・54%)、米子市区で5516票(8・59%)でした。岩永氏の票は、鳥取市で1万2752票、米子市で6940票でした。


 議会の党派別構成(改選前)は、共産2(2)、自民12(16)、民主6(6)、公明3(3)、無12(8)です。


 今回の知事・県議選で日本共産党は、戦争立法など安倍政権の暴走政治を許すかどうかを最大の争点としてたたかい、全国的では前回の80議席から103議席に躍進しました。