【5月3日付】原水協がNPT壮行会-核兵器廃絶は世界の流れ

 県原水協は4月16日、鳥取市でNPT(核不拡散条約)再検討会議参加者の壮行会を開きました。


 県原水協は、代表団として鳥取生協病院の斉藤基院長(63)、沢翔太さん(28)、県民医連事務局の田中理絵さん(29)、新婦人鳥取支部の柳明子事務局長(63)の4人を、日からニューヨークの国連本部で開かれるNPT再検討会議の要請行動に送ります。


 県原水協の太田忠誠事務局長は、今回のNPTは2010年に再確認した「核保有国が自国核兵器の完全廃絶を達成するという明確な約束」を果たさせることが最重要課題となると強調。全県で「核兵器全面禁止のアピール」署名が3万500人分以上集まっていることを報告しました。また、県原爆被害者協議会の石川行弘事務局長がNPTに参加することを紹介しました。


 斉藤、沢、田中、柳の4氏が決意を表明し、参加者が送る言葉を託しました。


 田中さんは、署名協力への訴えを英文で書いたカードを作成し、ニューヨークで署名に取り組む際に配りたいと抱負を語りました。


 柳さんは、親子リズムの子どもたちの手形が付いたハッピを披露。日本政府に核兵器廃絶の立場に立つよう迫りたいと語りました。