【5月17日付】鳥取・米子で金曜日行動ー原発事故の危険年々高まる

 鳥取県では5月8日、JR鳥取駅北口に11人、米子市文化ホール前に7人が集まり金曜日行動をしました。


 米子市では、初参加の人もいっしょに中国電力米子営業所までデモ行進し、横断幕、太鼓、タンバリンで原発ゼロを訴えました。中電前で「再稼働は許さない」「原発なくてもエネルギーは足りている」と2人がトークしました。


 鳥取市では、ニュースを配り、鹿児島地裁の川内原発再稼働差し止め仮処分申請却下を批判。「原子力規制委員会策定の火山影響評価ガイドは、火山観測の専門家や気象庁の関与なしでつくられたもの」で、科学的検証に耐えられないと指摘しました。箱根や桜島など活発化する火山活動や地震を過小評価すべきでないと強調しています。


 前号までのニュースでは、安倍政権が原発を重要なベースロード電源と位置づけ、原発だけで電源の20%以上を確保する方針を表明したことに対し、①事故が収束せず、放射能汚染水・汚染物質の流出を止められない。被災者に十分な補償がなされない。除染が困難。土地や食物が汚染され、広大な土地が住めなくなった②廃棄物の処理ができず、「再処理」はいっそう危険③原発ゼロでも電力は賄われている。


年々原発の発電コストは上がり、原発は老朽化④地震などによる事故の危険は高まっている。安全に避難できない。軍事的な標的にされる―など問題点を指摘し、再稼働せずに廃炉を主張しています。