日本共産党鳥取県委員会は5月26日、県森林組合連合会を訪れ懇談しました。市谷知子県議、岩永尚之書記長が出向き、春名なおあき参院比例候補が同行しました。
県森連は、中田和男事務局長、井坂公博管理部長が応対。市谷県議は、林業の現状や国、県への要望を聞きました。
井坂部長は、県が間伐材搬出に1立方㍍当たり3000円を助成し、製材、合板、チップなど木材の需要があるため、林業が経営として成り立っていると指摘。国の「緑の雇用」事業で3年間の就業支援が受けられるため、研修生が毎年倍増しているとして、2013年度15人、14年度27人、15年度はすでに46人が研修していると紹介しました。
また、研修事業に加えて他の県森連の事業にない共済年金基金をつくり、年金、一時金、退職金を助成しているとのべました。
中田事務局長は、事業所が2、3人の若者を雇い仲間づくりができていることが、若者の就業を促進しているとのべ、安全対策のために入山届けを消防署や警察に届け出ることを事業所に指導することなど提言。県猟友会事務局長として、シカの食害で植林できないと指摘し、若い会員獲得にむけ猟友会への支援を訴えました。