日本共産党の春名なおあき参院比例候補は5月26日、鳥取市で街頭演説をおこない、党と後援会のつどいに参加、県森林組合連合会を訪れ懇談しました。
春名候補は夕方、JR鳥取駅北口で街頭演説し、国会審議が始まった戦争法案の問題点について指摘し、廃案を訴えました。戦争法案が通ると、アメリカの求めに応じて戦闘地域に自衛隊を送り、治安維持活動への参加、任務遂行のための武器使用が可能になり、日本が海外で戦争する国になるとのべました。
演説に先立ち、参加した鳥取市の地域支部のつどいでは、戦争法案が話題になりました。春名氏は、「海外で自衛隊員が上官の命令に従わない場合に処罰する」「自衛隊員に退職をすすめるとほう助罪になる」などの法律も狙われていると話しました。
身内に自衛隊員がいる女性が「若い隊員は(戦争法案に)みんな反対している。しかし、上司から弾圧されるから言わない」とのべ、参加者で「このままでは、自衛隊員のなり手がなくなり、徴兵制になる」と話し合いました。春名氏は、中谷元防衛相の持論が「18、19の男子は全員、2年間自衛隊に強制入隊」であり、危険な問題だと警告しました。
27日は、米子、倉吉の両市で街頭演説、各団体を訪問し、党主催のつどいに参加しました。