26~29日まで初めての山陰路です。
鳥取県境に生まれた私は「海水浴は白兎海岸、運転免許は因幡自動車学校、観光は鳥取砂丘、私の体の半分は鳥取でできています」と自己紹介。
鳥取市でのつどいでは、幼少時代に機銃掃射のなか逃げ惑った体験を持つ男性が「自衛隊は必要。しかし外で戦争するというのはお門違い。絶対に許せん」と語気を荒げました。
島根の飯南町赤木という過疎地で住民団体が野中広務氏を招いた講演会を開いたそう。想定外の200人もの参加者に「戦後70年はなんだったのかと夜も眠れない」と野中氏が熱弁。出雲のつどいに参加した20代の医療現場で働く女性は「2度と従軍看護婦を許してはいけません。平和のために」との呼びかけに快く入党してくれました。
時代は間違いなく戦争か平和かの岐路。一人ひとりが自分の生き方を真剣に考え、行動しています。平和のために生きようというその選択は、私に勇気を与えてくれます。
尾村利成、大国陽介両県議の案内で島根原発を視察しました。驚いたのは松江の市街地からわずか9キロしか離れていないこと。半径30キロ圏内にくらす方々は実に46万人。宍道断層が伸び、ひずみ集中帯の存在も発見されました。松江での金曜日行動は136回目とか。この粘り強いたたかいは、きっと原発ゼロの日本を切り開く礎となるでしょう。6月7日は伊方再稼動ストップの松山大集会、誘い合って参加しましょう。
高知県の防災訓練へのオスプレイ参加を断念させました。間違いなく県民世論の力ですが「事故原因の究明なくして参加はありえない」との県の姿勢も立派です。
愛犬ココちゃんに忘れられそうな旅生活ですが、帰ってくるとペロペロ攻撃。「まだ忘れられてない」とほっと安心する私なのです。