鳥取県革新懇は5月30日、米子市で革新懇学校を開き、33人が参加しました。全国革新懇事務室の増村耕太郎氏が「安倍強権政治ストップ、政治を変える統一戦線を」と題して講演しました。
増村氏は、悪政をはねかえす国民的共同が大きく広がっているとして、辺野古米軍新基地建設反対のオール沖縄のたたかい、日本共産党と自民、民主、公明各党が共闘して大阪都構想を打ち砕いた大阪市住民投票のたたかいを紹介しました。
オール沖縄のたたかいを可能にした背景について、県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦の体験、銃剣とブルドーザーで土地を奪われた基地の成り立ち、革新共同の伝統を指摘しました。
大阪では、大阪市を解体して財源を府が吸い上げ、大型開発、カジノ誘致をすすめようとした橋下市政に対し、大型開発をやめて暮らしを守る政治への転換の流れが生まれていると強調しました。
安倍政権の戦争法案について「いつでも、どこでも、どんな戦争でもアメリカの戦争に自衛隊が参戦するための法案」だとのべ、論戦するほどつじつま合わせが破たんし、矛盾が深まるとして、戦争法案を打ち破れば、日本政治の新たな展望が開けると語りました。