日本共産党の春名なおあき参院比例候補は11日、米子市で県弁護士政治連盟の安田寿朗会長と懇談しました。安田会長は、集団的自衛権行使容認の閣議決定は憲法破壊の暴挙であり、最高裁の砂川判決を論拠にすることは、弁護士なら99%ないと指摘しました。
春名氏は、憲法審査会で3人の憲法学者が戦争法案を違憲だと断じ、法律の根拠が崩れたもとで、砂川判決を根拠にする安倍政権の姿勢を批判しました。
安田会長はまた、「後方支援」についてローマ時代から補給部隊を攻撃するのは戦争のセオリーで、最も危険な任務だと指摘。「戦闘地域・現場」は敵が決めることであり、政府が決めることは無意味だとのべました。
さらに、憲法9条について「東アジアに戦略的に平和の秩序をつくるうえで、日本の有効な武器になる。紛争解決の妙薬になる」と積極外交を唱えました。
懇談後、春名氏は境港市のスーパー前で演説し、戦争法案が違憲立法であり、美保基地の自衛隊員を戦地に送ってはならないと戦争法案反対の共同を訴え。立ち止まって聞く人もいました。