【7月5日付】爽風ー戦争法案反対で野党そろい踏み

「戦争させない 戦争に行かない 憲法アクションinこうち」(28日)には民主、社民、新社会、共産がそろい踏み、連合と県労連が肩を並べ、9条の会など市民グループに弁護士、元裁判官、憲法学者、大学教授と、県下の平和と理性が総結集、歴史を拓く集会となりました。23日には、岡山と徳島でも野党そろい踏みの合同街頭演説。香川の青年も立ち上がりました。顔ナシ、映画泥棒も登場してのパレード(28日)。「伊方原発トメマッショイ」をまねた「センソウホウアン トメマッショイ」コールが丸亀町商店街にこだまし抜群の注目。中年の私は場違い感一杯でしたがマイクを持ち「子どもと孫を戦場に送らないため、おやじも立ち上がりました」。


 大平正芳元総理の秘書も務めておられた横山忠始三豊市長と懇談。「若者の命がかかった法案なのに徹底した論議がなされてない。戦地に行くのは若者でしょ。法案を強行するのは年寄り。こんな理不尽な話はない」とズバリ。政権を担っている薄っぺらい政治家とは一味違って小気味よい。


 多度津のつどいでは「高知県はどうして得票率が20%も出るんですか」とのむつかしい質問。「うーん」と考え「民権運動の歴史以来の反権力の民度の高さ、勤評・安保のたたかい、深く根を張った党員・後援会員の苦労のたまもの」と自分なりの解釈。はたして納得が得られたでしょうか。


 「写真は時代を切り取る鏡」。沖縄の過去と今を映す組写真「『密約』の島」など、第40回「視点」高知巡回展にはその言葉がぴったりくる迫真の写真が数多く展示されていました。


 徳島行動のあいまにKさん宅に泊めていただく。話の肴は「芳水」。旧交を温めるには地酒が一番です。友人のOさんからは次の句をいただきました。「牛十桁 人十二桁のマイナンバー」「ルビコンの深みただ今埋め立て中」。おみごと。