えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)は6月21日、鳥取市で「忘れない福島~命を守るためにできること」上映会&トークを開きました。
増山麗菜監督の「ママの約束 原発ゼロでみつけた本当の豊かさ」を上映。小林浩子さんが、福島のこどもを鳥取に招いての保養活動を報告しました。
小林さんは、2011年8月から福島の子どもたちを迎え入れるセラピーキャンプに取り組み、今年5回目のキャンプを8月3日から10日までの間に企画していると報告しました。
福島を視察した女性は、国道6号線について「福島第一原発から3㌔しか離れていないので車の窓を開けることも止まることも降りることもできません。道路沿いの街並みはそのままで人だけ抜き取った感じです。近くにJR常磐線が走り、3㌔ほど内陸に常磐自動車道が走っています。ストリートビューで体験してみてください」と話しました。
ドイツのアッセ「最終処分場」の岩塩の中で放射性廃棄物が浸水して、キャスクが腐食し溶け出している映像を見た女性は、「なぜ始末できないものが使われているのだろう。狭い日本にあるのだろう」とのべました。