鳥取県内の超党派の女性議員・元議員有志が10日、県庁で記者会見し、戦争法案の廃案を求めるアピール「若者を戦場に送らせない」を発表しました。
アピールは、日本共産党の市谷知子、錦織陽子の両県議と民主党の浜田妙子県議が呼びかけ、現職24人を含む38人が賛同しています。県市町村議会の現職女性議員の6割を占め、自民党にも広がっています。
記者会見後には県庁前でリレートーク。日本共産党の市谷、錦織両県議、伊藤幾子、岩永安子の両鳥取市議らが参加し、「子どもを戦争の犠牲にしないで」と訴えました。
社民党元衆院議員の知久馬二三子さん(78)は「兄の戦死を聞いたときの母の嘆きは忘れられない。安倍首相は独裁者。女性が声を上げるときだ」と語りました。
浜田氏は「日本は憲法で守られ、70年間戦争しなかった。子どもの未来のために平和をなくさないでほしい」と訴えました。