鳥取県弁護士会は6日、戦争法案廃案を求める県内一斉リレートーク集会を鳥取、倉吉、米子の3市で開き、3会場で約800人が参加しました。
鳥取駅前「風紋広場」には約320人が集まり、弁護士会、自治労、自治労連、教組、鳥取医療生協、新日本婦人の会、〝1000人委員会〟、〝岩美町民の会〟、〝女性議員の会〟、共産、民主、社民、新社会の各党など13団体、17人がトーク。集会アピールを採択し、全員で「いけん!」と書かれたプラカードを掲げ、戦争法案反対を訴えました。
県弁護士会の木村潤副会長は「安保法案は立憲主義を正面から否定するもので、断じて容認できない」と開会あいさつ。「岩美町民の会」の河下哲志さんは、豆腐ちくわに穴を開けた「とうふるーと」で童謡『故郷』を演奏し、参加者で合唱しました。
日本共産党の伊藤幾子鳥取市議は、若い世代や〝ママの会〟の声や活動を紹介し、「私も子どもを持つ親として戦争法案は絶対反対だ」と訴えました。
河本充弘・元弁護士会長は「多くの人々が安保法案は違憲と声を上げていることに感動した。声なき声を代弁し、安保法案反対の大きな声を届けよう」と閉会あいさつしました。