倉吉市で3日、中部9条バンド主催の平和コンサートが開かれ、各人、各バンドが反戦と平和への思いを込めて歌いました。今年で6年目です。
9条バンドの三谷千鶴さん(63)は「戦後に生まれ憲法9条をしっかり教わってきました。生きているうちに日本が再び戦争への道に踏み出すとは思いませんでした。孫が2人いますが戦場に送りたくない」と話し、戦争法反対を訴えました。
武部仁さんは、「きのう私の孫が戦場に向かった/嫁と子ども2人と私を残して/…憲法で戦争しないと決めていたにも関わらず/アメリカの戦争に…」(『徴兵制』)、「そうは言ってもな/あいつらが攻めてきたらどうするんだ/だから話し合って仲良くなって/友だちになればいいさ」(『抑止力』)と歌いました。
西村弘命さんは、山陰中国帰還者連絡会を受け継ぐあさがおの会の活動を紹介しました。
ペンペン草は、自由と平和のための京大有志の会の「あしたのための声明書」を紹介し、「わたしたちは、忘れない。人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した 首相の厚顔を。…」と読み上げました。