【10月4日付】爽風ー春名なおあき

 強行採決から2週間、国民の怒りは消えていない、いやもっと広がっていると実感します。


 佐川町では、街頭演説中に女性が近寄ってきて一言。「春名さん、暴走政権といういい方は生ぬるい。暴力政権と言って」。高知市では「安倍は三だけ政治だ。いまだけ、金だけ、自分だけ」。27日に戦争法廃止の高知県民集会にのぼり旗をもって参加していた妻の姿を見て、小学生が「すごい、また立ち上がったんですね」と声をかけてきたそう。山口県では、県議会に立憲主義を守る議員連盟を結成する予定とか。


 国民連合政府の提案も反響大です。各地のつどいで「展望が持てた」「これからのたたかいが大切だ」。なかには「政権を取ってあなたも閣僚に入って集団的自衛権の閣議決定を廃止させて」と気の早い方も。下関市の若いキリスト教の牧師さんは、「共産党は協調性がないとのイメージがあったのですがすっかり変わりました」


  元日弁連副会長の田川弁護士は「全面的に賛成です。立憲主義はすべての土台ですから」。沖縄は昨年の総選挙で自民候補をすべて撃破、オール沖縄からオールジャパンへ、これが新しい合言葉です。


 南国市議選の演説会には170名(22日)土居あつお、福田さわ子、浜田勉、村田あつ子の4現職を死守し、中谷防衛大臣のお膝元から平和ののろしを。広島の廿日市市でも近づく補選で大畑美紀元市議の勝利めざす演説会(26日)。被爆地ヒロシマから戦争法NOの声を上げる選挙です。


 千葉に住む兄夫妻が実家の母を誘って高知旅行へ。6歳年上の兄は「おかんは三男のお前を一番大事にして期待してきた。国会議員になって期待にこたえちゃれ」と、兄にしか言えない励ましの言葉。


 下関の観光名所・唐戸市場。フグのから揚げ、新鮮な握り、フグ汁をいただく。幸せな時間でしたがわずか30分。今度は観光でじっくり巡ろう。