【10月18日付】爽風ー春名なおあき

 7、8日と上京し、伊方原発再稼働・米軍機の低空飛行訓練の中止を求める政府交渉。


 規制基準に「合格」、愛媛県の避難計画に中央原子力防災会議が了を出し、この会議の場で安倍首相は「すべての責任は政府がとる」と大見得を切りました。その翌日の交渉、「すべての被災者の生活再建、補償、生命の安全を守るということか」とただすと「従来の法律の範囲で責任を果たすということです」と肩透かし答弁。責任という言葉を意味なく並べる無責任。「汚染水はコントロールされている」発言を思い出します。平気でうそをつき自分を押し通す。ことは国民の命の問題なのに。あらためて首相失格。


 低空飛行訓練に苦しめられる広島、山口、岡山、島根、鳥取、愛媛、徳島、高知の代表が勢ぞろい。中四国の空を汚す生々しい実態を突き付けました。「子どもが怖がり、衝撃波で窓ガラスが割れた」(島根)、「6機編隊の低空訓練、恐怖以外にない」(山口)、「一年に1000回以上の目撃情報、まったく改善されていない」(広島)。これだけの事実を突きつけても「日米合意は守られている」とうそぶく政府。思考停止は深刻極まりない。


 10日、日和佐町のほたる村へ。知る人ぞ知るカッパのげんさんの生息地。徳島県後援会の大交流会です。伊勢海老、ワタリガニ、焼き肉、タイの刺身など豪華食材の差し入れに狂喜乱舞。中四国で最強の2県(得票率1、2位)が合体、「比例でも選挙区でも取りに行こう」と、美酒も手伝い、天下国家を語り合いました。


 南国市議選では4名を死守。得票率も増。吉野川市、室戸市、東洋町、宍喰での街頭演説でも反応がとても熱い。期待の広がりは間違いない。


 上京のついでに千葉の息子夫妻のもとへ。新婚家庭にはお邪魔虫でしたがきれいにかたずけられた部屋で楽しそうに暮らす2人を見て一安心。7時に出勤、帰りは夜9時前。体だけは壊さないでと願う父なのです。