日本共産党の鳥取市高草支部は11日、遠藤秀和参院鳥取・島根宣告候補を招いて2カ所で集いを開き、合わせて11人が参加しました。岩永安子市議が同席しました。
遠藤氏は日本共産党の提唱する「戦争法廃止の国民連合政府」を紹介。実現のために世論と運動を盛り上げようと呼びかけました。
参加者は、戦争体験や農業、介護問題について語り合いました。
終戦を12歳で迎えた女性は、米軍機が編隊を組んで学校を襲い、子どもらが裏山に逃げた後でバリバリバリと機銃掃射した経験を話し、恐怖を感じたとのべました。
また、海辺の村では池の水を出して田んぼにして押し船で刈り取って運んでいたこと、高等科の生徒は砂鉄工場に駆り出され、下の生徒は稲刈りに出されていたと話しました。
農家の女性は、水田は専業農家に貸していて、小作料として1反当たり30㌔のコメをもらい、あとは買っているとのべました。
戦争法にからんで「中国や北朝鮮が攻めてこないように安保法制がいる」という意見に対してどう答えるか話題になり、「日本には個別的自衛権があって自衛隊が反撃し、米軍も反撃するから日本への攻撃は無理」などと話し合いました。