鳥取市と米子市で10月16日、「年金者一揆」が取り組まれました。鳥取市では署名・宣伝、米子市では公会堂前で座り込みをしました。倉吉市では17日、宣伝・ビラ配布をしました。
年金者組合東部支部の市谷尚三支部長は、年金が今後30年に渡って毎年1%ずつ減額されることを知らせ、若者たちに関心を持つよう喚起しました。
さらに、厚労省が全国の年金引き下げ違憲訴訟を各都道府県の地裁から8カ所の高裁下の地裁に移送するよう要請し、鳥取地裁に広島地裁への移送を要請していることを批判しました。
市谷氏は、徳島地裁は愛媛県の高松地裁への移送を決定したが、鳥取地裁は全国から移送しないよう求める約900通の要請書が届けられ、鳥取県の原告弁護団が意見書を提出してやり取りをしているため、まだ決定はされていないと話し、移送をやめるよう支援してほしいと呼びかけました。
米子市では、松原光男西部支部長は「マクロ経済スライドで年金が削られ、新『3本の矢』で社会保障給付が抑えられる。安倍政権の暴走をやめさせ退陣を迫ろう」と訴えました。日本共産党の錦織陽子県議が連帯の挨拶をしました。