日本共産党鳥取県議団、鳥取市議団は４、５の両日、鳥取市で議会報告会を開きました。市谷知子県議、伊藤幾子、角谷敏男、岩永安子の各市議が報告し、市民らと懇談しました。
市谷県議は、県の無駄な呼び込み型事業、陳情の扱いの改悪、中核市の問題にふれ、戦争法廃止の国民連合政府の実現を訴えました。伊藤市議は中核市の問題、角谷市議は戦争法と生活保護の住宅扶助費削減、岩永市議は国保料引き下げについて報告しました。
市谷県議は、県が昨年度６億円の赤字を出し、本年度も赤字の韓国貨客船ＤＢＳクルーズに補助金を出し、アシアナ空港ソウル便に年間７、８千万円の補助金を出している問題を指摘し、無駄な税金の使い方を改めるべきだと主張しました。また、鳥取空港から鳥取市賀露港まで数分の短縮のために５・８億円の新道をつける無駄を指摘しました。
陳情の扱いが改悪され、新たに係争中のものや職員の身分にかかわるものが制限されると報告しました。
参加者から、鳥取市が市民にメリットも財政的展望も示さず、中核市をめざす意図がわからないと質問。市谷県議は、連携する４町から財源と権限を吸い上げる新たな合併だと指摘しました。