【11月15日付】 鳥取県に医労連が要請 - 医療・介護の改善を

 鳥取県医労連は4日、県に医療・介護の夜勤改善・大幅増員を求める要請書を提出し懇談しました。杉谷達恵委員長、湖山隆司書記長らが参加し、田中暁県労連議長が同席しました。県は、医療政策課の中川善博課長、長寿社会課の小澤幸生課長が応対しました。


 医労連は、キャラバン行動で4日までに県内の全自治体と鳥取市立病院、岩美病院、看護協会に要請してきました。


 医労連は、県に医療従事者の増員や働きやすさ、医療勤務環境改善センターへの要望や新設された看護師養成機関の学生実習体制について要望しました。


 病床削減(国が鳥取県に約2割の1500床の削減提示)について、医療政策課は「県が柔軟に病床を決定できるよう国に要請している」と答えました。医労連は、徳島県議会が意見書を出したことをあげ、県に地方の医療を守る立場で頑張るよう要請しました。


 長寿社会課へは、要支援者の市町村総合事業(地域包括ケアシステム)への移行について要支援者の介護保険外しを批判。自治体担当者の声も紹介、利用者の立場で対応するよう要請しました。