【12月6日付】 爽風 春名なおあき

島根県委員会の政府交渉=10日、東京都
島根県委員会の政府交渉=10日、東京都

 14、15日と山陰を駆け巡りました。市田副委員長を迎えた「国民連合政府と党を語るつどい」です。鳥取会場では、いきなり男の方が私の二の腕にタッチし「共産党に触った」と。正面に掲げられたタイトルを見て納得。「見てみよう さわってみよう共産党」。


 鳥取、米子、松江、出雲の四会場に参加された方は800名あまり。新しい政府をつくろうとの熱気にあふれました。私がお話しした20代女性は「市田さんのお話で一歩すすまなきゃと思いました」と入党。いま、「新しい政府をつくるという大仕事を共産党とともに」との決意が広がっています。


 12日、石橋寛久宇和島市長、河野敏雄西予市副市長と懇談。「憲法を軽視すると法治国家でなくなります。独裁はいけません」「自民党内で安倍さんの独走に意見が出ないのが怖い」「9条を守るのは首長として当然。それも言わずしてなんの市長か」。とても気持ちのよい心通う交流ができました。


 島根県の政府交渉(10日)では、JR三江線(三次から江津)の廃止計画を追及。「地域に欠かせない足、路線が赤字だからと廃止は許されない。JR西日本は大幅黒字ではないか。経営の厳しいJR四国でも地域の声で工夫しながら予土線を残している」と追及。そう啖呵を切った手前、さっそく予土線で宇和島から窪川へ。一両編成の夕方の車両は高校生たちで一杯、「山手線か」と見まがうぐらい。おじさんは隅の方で小さくなっていました。地域の力で「乗って残そうローカル線」。


 高知市長選挙で森あつこ候補が大健闘。3割を切る投票率の低さは現職市長への批判の表れ。堂々とたたかった森さんに心から感謝です。市民の切実な願いを掲げた論戦は、これからの市政運営に大きな影響を与えるでしょう。福島県でも現有5議席を確保、福島第2原発まで再稼働しようという棄民政治に、痛烈な審判が下りました。


 時々帰る我が家では愛犬ココが待ち構えています。なでなでぺろぺろ攻撃がすさまじい。孫の将人は保育園の運動会。妻がとった動画を見て顔も心もほころぶじいじです。