日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員を迎えて「戦争法廃止の国民連合政府」の提案と党を語る集いが11月14日、鳥取市と米子市で開かれ、両会場合わせて400人が参加しました。
市田さんは、国民連合政府の提案について、野党の結束を求める国民の声に背中を押されたものだとして、「みなさんが生み出してくれた提案です。ですから、政党、団体、個人がスクラムを組んで実らせよう」と呼びかけました。その上で「提案を実現することは国民自らの力で政治を前に進める新しい希望を広げることになる」と力説し、ひときわ大きな拍手が湧きました。
鳥取会場では9月に入党した竹間とし子さん(62)が「安倍政治を倒し、平和で民主主義の日本を取り戻すぞ、と声を上げたい」とのべました。
米子会場では8月に入党した男性(19)が「あきらめていた政治の在り方に対する怒りをおぼえ、何かしなければいけないという衝動に駆られました。党員として活動できていることが幸せに感じています」とのべました。
戦争法に反対して活動してきた女性(49)は「市民の訴えが政党を動かしたことに感銘を受けました。共産党の柔軟な対応は、運動の上でも大きな励みになっています」と話していました。
春名なおあき参院比例予定候補と遠藤ひでかず鳥取・島根選挙区予定候補があいさつ。春名氏は「独裁政治、憲法を壊す政治を許さないという大義の旗を掲げ、ご一緒にたたかいぬこう」と訴えました。