県母親大会連絡会は8日、JR鳥取駅北口で招集令状を模した「赤紙」ビラを配り、戦争法廃止を訴えました。
新日本婦人の会県本部の田村真弓事務局長は「日本が始めた戦争は310万人の日本人、2000万人を超えるアジアの人々の犠牲者を出しました。
今、また、戦争法で自衛隊が海外に派兵され、駆け付け警護や米軍支援で戦死者を出そうとしています。二度と戦争する国にしてはなりません」と訴えました。
また、多額の奨学金を抱えて返済を思案する若者が、自衛隊に就職する傾向を強めるのではないかと、経済的徴兵制を懸念を表明しました。
戦争法廃止2000万署名に応じた男性(24)は「武力で人々を傷付けるのはよくない。戦争は世界的にもなくしてほしい」と話していました。