【1月24日付】県議団が知事に予算要望 - 憲法改悪・緊急事態はやめよ

 日本共産党鳥取県議団は15日、平井伸治知事に2月補正予算について要望しました。


 市谷知子県議は子どもの貧困問題で、あしなが育英会の学生の声を、錦織陽子県議は淀江産廃最終処分場建設に反対する住民らの声を直接会って聞くよう求めました。平井知事はいずれも、どういう形で聞くか検討したいと答えました。


 錦織氏は、島根原発点検書類偽装事件について境港市に続いて米子市でも説明会を開くことを中国電力に要請するよう求め、平井知事は「中電は米子市から要請があれば対応すると言っている」と答えました。


 市谷氏は、「緊急事態条項」新設のための明文改憲に反対するよう求めました。さらに、手話通訳者の派遣を福祉団体は無料にすること、鳥取養護学校での医療的ケアの記録廃棄の再発防止、通級指導教室開設のための中学校の教員確保、保育料の軽減、警察嘱託警察犬の飼い主への飼育謝金・奨励金などを求めました。


 平井知事は研究してみたいと返答。山本仁志教育長は養護学校の医療的ケアの記録廃棄は再発防止に努める、通級指導教室は国に要望すると答えました。