【1月24日付】米子市で鳥取・島根の学生が懇談 - 戦争法廃止の学生グループを

 シールズ関西の寺田ともかさんと野間陸さんを招いた安保法制(戦争法)に反対する山陰ユースミーティングが11日、鳥取県米子市で開かれ、鳥取、島根両県の学生らが懇談しました。


 主催者を代表して男子学生(21)が挨拶し、昨年12月に松江市で安保関連法の廃止を求める島根大学人の会主催の若者懇談会が開かれ、シールズ山陰のようなグループがつくれないかとの寺田さんの提起を受けて今日の会を開いたと趣旨を説明。


 「安保法制廃止と立憲主義を取り戻すための学生中心の若者グループを立ち上げ、目的を達成するために参院選で安保法制廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を掲げる野党候補を応援しよう」と提起しました。


 フェイスブックで自民党の憲法改正草案を読んだ学生は「緊急事態条項が憲法に入れられると、政府の政令が法律と同じ効力を持ちなんでもやれることになる」として、改憲勢力に3分の2以上の議席を与えてはならないと強調しました。


 学生らは「民主党の候補は信用できない」「野党候補は安保法制廃止と明確に言うべきだ」などと議論し、引き続き会の立ち上げについて話し合うことを確認しました。